福祉用具専門相談員は就職に有利!
主な就職先は指定福祉用具貸与事業所や、介護施設です。
指定福祉用具貸与事業所にて福祉用具の貸与を行う場合には
介護保険法により2名以上の福祉用具専門相談員の配置が
義務づけられています。
そのため就職・転職の際に、複数の介護・福祉関連の資格を保有していることで、福祉用具専門相談員の資格が有利となることもあります。
実際に福祉用具専門相談員として働いている方の多くが、その他の介護資格も保有し、介護職との兼務を行っています。

介護保険を適用した福祉用具の貸与は、ケアマネジャーさん、またリハビリを行う作業療法士(OT)さんや理学療法士(PT)さんなどとの調整も福祉用具専門相談員が行う場合があります。また利用者の住環境に合わせて用具の選定や利用法などについてのアドバイスを行ったり、その後の利用状況の調査や調整を行ったりするため、福祉住環境コーディネーターの知識を必要とする場合があります。
福祉用具専門相談員と、福祉住環境コーディネーターとの間には密接な関係があり、両方の資格を有することで活躍の場は広がるでしょう。