心理カウンセラー資格のおすすめは?悩み、目的別でご紹介
心理カウンセラー

【2024年最新】心理カウンセラー資格のおすすめは?悩み、目的別でご紹介

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現代社会では多くの人が不安やストレス、人間関係などの悩みを抱えています。「仕事が辛くてストレスが溜まる」「苦手な人とコミュニケーションを取るのが怖い」「漠然とした不安がある・・・」などの悩みやストレスに対して適切な対処方法が分からず、苦しんだままの方は多いでしょう。

心理学とは、科学的な視点から人の心や行動を研究する学問です。心理学を学ぶことで人の心や行動を理解し、上記のような悩みやストレスに対して適切に対処する術を学ぶことができます。また、自分自身の考え方が前向きに変わることで人間関係の改善にもつながり、毎日をイキイキと過ごせるようにもなります。

では、どのように学べば良いのでしょうか?心理学は本やセミナーでも学ぶこともできますが、実践可能な技術は一朝一夕で身に着くものではありません。心理学を深い部分まで理解し、実践したいのであれば、資格講座を受講することをおすすめします。本格的なカウンセリングや心理療法なども学べるため、目の前の悩みを解決したり、実際に心理カウンセラーを目指せたりもします。

この記事では、心理・カウンセラー・メンタル系資格とはなにか、具体的にどんな資格があり、取ることでどんなメリットがあるのかをご説明します。お悩み・目的別に資格を紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。


  1. 1.心理・カウンセラー・メンタル系資格はどんな人におすすめ?取得するメリットは?
  2. 1.介護・福祉職や接客・販売、営業職などの仕事でスキルアップできる!
  3. 2.人間関係が良くなる!
  4. 3.心理カウンセラーを目指せる!
  5. 2.心理・カウンセラー・メンタル系資格の取得方法は?
  6. 1.通学制・通信制の大学に通う
  7. 2.民間スクールの講座を受講する
  8. 3.心理カウンセラーとして活躍できる資格の一覧表
  9. 公認心理士
  10. 臨床心理士
  11. 認定心理士
  12. メンタルケア心理士® ★社会人におすすめ!
  13. 4.お悩み・取得目的別!あなたにぴったりの心理・カウンセラー・メンタル系資格、講座をご紹介!
  14. 1.心理カウンセラー
  15. 介護施設の人間関係を改善したい、悩みを持つチームメンバーや利用者さんの力になりたい
  16. 接客や営業の仕事で売上を上げたい
  17. 夢を叶えたい、理想の自分になりたい
  18. 生きづらさを感じる、自己否定癖を直して自信を持ちたい
  19. ペットを亡くして落ち込んでいる家族の力になりたい
  20. 2.セラピスト
  21. 身体介護にプラスで利用者さんの心身のケアもできるようになりたい
  22. マッサージ師としての独立開業や副業に興味がある
  23. 3.メンタルケア・トレーニング
  24. 仕事が上手くいかなくてストレスが溜まっている、同僚や部下が最近元気がないのが気になる
  25. 夫、子どもが精神疾患に・・・どう対応したら良い?
  26. 介護施設の利用者さんとご家族が元気がない・・・どうすればいい?
  27. 心理・カウンセラー・メンタル系資格に興味を持ったらまずは資料請求!
  28. 5.心理・カウンセラー・メンタル系資格でできる仕事内容は?
  29. 1.カウンセリング
  30. 2.心理療法
  31. 6.心理・カウンセラー・メンタル系資格を活かせる分野は?
  32. 介護施設や訪問介護
  33. 接客業や営業、オフィスワーク
  34. 医療分野
  35. 教育分野
  36. 独立開業
  37. 7.心理カウンセラーや心理学を学ぶのに向いている人は?
  38. 人の話を聴くのが好きな人
  39. 他者と適切な距離を保てる人
  40. 勉強、経験を積むことが好きな人
  41. 8.自分に合った心理・カウンセラー・メンタル系資格講座を選ぶには?
  42. 取得目的に合致している
  43. 学習方法が自分に合っているか
  44. サポートが充実しているか
  45. よくある質問

1.心理・カウンセラー・メンタル系資格はどんな人におすすめ?取得するメリットは?

心理・カウンセラー・メンタル系資格は現代のストレス社会では「どなたが取得しても役に立つ資格」だと言えます。具体的に資格を取得するメリットをご紹介します。

1.介護・福祉職や接客・販売、営業職などの仕事でスキルアップできる!

介護職でガッツポーズする女性

心理・カウンセラー・メンタル系資格の中には取得することでコミュニケーション能力が向上し、今のお仕事のスキルアップに繋がるものもあります。
コミュニケーション能力がアップすることで自分の考えを適切に伝えたり、交渉が上手くなったりします。「介護施設の利用者さんの心のケアができるようになりたい」「お客さんや同僚ともっと円滑にコミュニケーションが取れるようになりたい」「営業成績を上げたい」と思っている方におすすめです。

2.人間関係が良くなる!

笑う4人の男女
「すべての悩みは対人関係の悩みである」という言葉があるように、現代社会で暮らす私たちにとって他者の存在は切っても切り離せません。心理・カウンセラー・メンタル系資格では自分や他者の行動にはどのような心理的要因が影響しているのか、目指したい関係性に向かってどのような考えや行動をすれば良いのか、などを学ぶことができます。また、一つの事象に対して自分がどう解釈しているのかなど、自分自身の心や思考のクセも発見できます。

3.心理カウンセラーを目指せる!

心理カウンセラーの女性

本格的なカウンセリングや心理療法について学習できるのも、心理・カウンセラー・メンタル系資格ならではの良いところです。カウンセリングや心理療法の知識を身に着けることで将来的に心理カウンセラーとして働くことも可能です。また、カウンセリングで必要な分析力や質問力を身に着けることで、プライベートでも他者と円滑にコミュニケーションを取ることができるでしょう。

心理カウンセラーとは?
心理カウンセラーとは、カウンセリングや心理療法によって相談者の心の悩みを解決へ導く職業です。相談者の心理状態や取り巻く環境を把握し適切な対応をする必要があるため、幅広い心理学の知識が必要になります。また、心理カウンセラーが活躍できる場所は病院の精神科や心療内科、メンタルクリニックなどの医療機関や学校などの教育機関、民間企業など多くあり、ストレス社会の現代ではニーズが更に高まっていくと予想されます。


2.心理・カウンセラー・メンタル系資格の取得方法は?

資格を取得していなくても心理カウンセラーを名乗ること自体はできます。しかし、カウンセリング業務には専門的な知識や技術が必要であり、資格を持っていることで患者さんに安心感を持ってもらえます。また、医療機関や教育機関、民間企業などで働く心理カウンセラーの求人には資格保有が必須である場合が多いです。このように、心理カウンセラーを目指すのであれば資格取得がおすすめです。では、資格はどうやって取ればいいのでしょうか?
ここでは、心理・カウンセラー・メンタル系資格の取得方法について大きく分けて2通りの方法を説明します。

1.通学制・通信制の大学に通う

大学や大学院で資格取得に必要なカリキュラムを修了、もしくはカリキュラム修了後に資格試験に合格することで取得できます。試験の有無は資格によって異なります。また、心理カウンセラーとしての実務経験が必要な資格もあるので注意が必要です。

2.民間スクールの講座を受講する

民間のスクールで心理・カウンセラー・メンタル系資格の講座を受講し、試験に合格することで資格を取得できます。今から大学や大学院に通うのは時間もお金もかかって大変ですが、民間スクールの講座なら比較的安い費用で取得できます。また、心理・カウンセラー・メンタル系資格は通信講座も多くあるため、仕事や家事育児などで忙しい方にもおすすめです。

3.心理カウンセラーとして活躍できる資格の一覧表

心理・カウンセラー・メンタル系資格の取得方法をお伝えしましたが、資格を取得することで心理カウンセラーとして活躍できることがあります。
ここでは、心理カウンセラーとして活躍できる資格の種類や取得要件、難易度について一覧表にまとめました。それぞれの資格について詳しく見ていきましょう。

資格名称資格種類取得要件難易度
公認心理士国家資格大学・大学院の卒業
臨床心理士・認定心理士民間資格大学・大学院の卒業中~高
メンタルケア心理士民間資格特になし低~中

公認心理士

公認心理士とは2018年から文部科学省と厚生労働省によって国家試験として実施されている、心理系資格の中で唯一の国家資格です。公認心理士試験に合格すると、公認心理師の名称を用いて保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学の専門家として業務を行うことができます。民間資格の臨床心理士と似ていますが、公認心理士はより幅広く心理学全般に対応できる専門家として活躍できます。

引用元:厚生労働省「公認心理士」

臨床心理士

臨床心理士とは、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格です。「心の問題に取り組む心理専門職」の証となる資格で、内閣府から認可されています。臨床心理士になるには日本臨床心理士資格認定協会が指定する大学院を修了し、資格試験に合格する必要があります。現在の心理系資格の中では最も権威性の高い資格だと言われています。

引用元:公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「臨床心理士とは」

認定心理士

認定心理士とは、公益社団法人日本心理学会が認定する心理学の基礎資格です。公認心理士や臨床心理士になるには試験に合格する必要がありますが、認定心理士は四年制大学で一定数の心理学の単位を修得し、申請すれば資格を取得できます。職業に直結する資格というよりも、「心理学の基礎知識を有している」ことが証明できる資格です。

引用元:公益社団法人日本心理学会「認定心理士の資格を取りたい方」

メンタルケア心理士® ★社会人におすすめ!

メンタルケア心理士®とは、日本学術会議協力学術研究団体 メンタルケア学術学会が認定する公的学会認定の資格です。現代社会のさまざまな課題や問題を心理学的視点から幅広く学び、社会や地域で活躍できるカウンセラーを目指すことができます。
公認心理士、臨床心理士、認定心理士は大学や大学院に通わないと取得できない資格ですが、メンタルケア心理士®は民間スクールの講座を受講し、「文部科学省後援 こころ検定®2級」に合格することで取得できます。社会人になってから心理カウンセラーを目指したい方、幅広く心理学を学びたい方にぴったりの資格です。

以上でご紹介した資格の他にも、たくさんの民間資格が存在しており、学習範囲や取得に必要な費用や期間はすべて異なります。それぞれの資格の違いを知り、あなたにとってどの資格が適切なのかを知ることが重要です。


4.お悩み・取得目的別!あなたにぴったりの心理・カウンセラー・メンタル系資格、講座をご紹介!

ここまでで資格保有の重要性と、種類がたくさんあることはお分かりいただけたかと思います。では、どの資格や講座を選ぶべきなのでしょうか?「心理カウンセラー」、「セラピスト」、「メンタルケア・トレーニング」の3つのカテゴリに分け、お悩みや取得目的別に資格や講座を分類しましたのでご紹介します。
※お住まいの地域によってはお取り扱いのない講座もございます。予めご了承ください。

1.心理カウンセラー

心理学の知識を仕事に活かしたい!自信を持ちたいなら!
介護や接客、営業のお仕事をされている方は日々人とコミュニケーションを取ることが多いですよね。他人の力になりたい、仕事でもっと成果を上げたい、人間関係を改善したい方は心理カウンセラー資格がおすすめです。

介護施設の人間関係を改善したい、悩みを持つチームメンバーや利用者さんの力になりたい

おすすめ資格:メンタルケアカウンセラー、メンタルケア心理士®
→円滑なコミュニケーションスキル、傾聴力やメンタルサポート能力が身につく

接客や営業の仕事で売上を上げたい

おすすめ資格:米国NLP協会認定 NLPプラクティショナー、TA(交流分析)カウンセラー
→コミュニケーション能力やマネジメントスキルを高め、仕事で成果を出す

夢を叶えたい、理想の自分になりたい

おすすめ資格:LC(ライフチェンジ™)プラクティショナー
→目標達成スキル、自己実現スキルの向上が望める

生きづらさを感じる、自己否定癖を直して自信を持ちたい

おすすめ資格:インナーチャイルドセラピー
→幼少期のつらい体験によって傷ついた「自分の中の子ども」と向き合い、深層心理を客観的に理解する

ペットを亡くして落ち込んでいる家族の力になりたい

おすすめ資格:ペットロス・ハートケアカウンセラー™2・3
→「ペットロス症候群」の基本的理解と支援能力が身につく


2.セラピスト

癒しの技術を学びたいなら!
自分や大切な人を癒せるようになりたい方、今の仕事にプラスで癒しの技術を身に着けたい方におすすめです。現在介護職として働いている方は利用者さんへのセラピーなど、仕事のスキルアップに繋がるコースもあります。

身体介護にプラスで利用者さんの心身のケアもできるようになりたい

おすすめ講座:介護美容コース
→アロマテラピー、リンパケア、フットケアなど癒しの技術を身に着ける

マッサージ師としての独立開業や副業に興味がある

おすすめ講座:フーレセラピートータルボディ講座
→手よりも強い力が出せる足で行ったマッサージの技術が学べる


3.メンタルケア・トレーニング

ストレスや対人関係に悩んでいるなら!
ストレスの対処法が知りたい、悩んでいる人の力になりたい、対人関係の悩みをなくしたい方におすすめです。ストレス社会の現代で役立つ資格を取得できます。

仕事が上手くいかなくてストレスが溜まっている、同僚や部下が最近元気がないのが気になる

おすすめ資格:ケアストレスカウンセラー
→自分自身や身近な人へのストレスマネジメントの知識、スキルが身に着く

夫、子どもが精神疾患に・・・どう対応したら良い?

おすすめ資格:メンタルケア心理士®、ケアストレスカウンセラー
→精神疾患への理解や対応、メンタルサポート能力が身に着く

介護施設の利用者さんとご家族が元気がない・・・どうすればいい?

おすすめ資格:高齢者ケアストレスカウンセラー
→高齢者が抱えやすいストレスの対応方法、介護者であるご家族のメンタルヘルスケアが学べる

心理・カウンセラー・メンタル系資格に興味を持ったらまずは資料請求!

このように心理・カウンセラー・メンタル系資格講座には多くの種類があり、学べる内容はそれぞれ異なります。資格を取得したい!と思っても、ご自身で一つ一つ資格の特徴や費用などを調べるのは大変ですよね。
資料請求サイト『シカトル』は、お住まいの地域の講座資料を一括で無料請求できるため、簡単に比較検討することができます!
資格のことをもっと詳しく知りたい、自分に合う資格はどれなのか知りたい方はまずは資料請求をして自分にぴったりの資格講座を探しましょう!


5.心理・カウンセラー・メンタル系資格でできる仕事内容は?

心理資格を活かす仕事として心理カウンセラーがあります。心理カウンセラーという職業は知っているけど、具体的にどんなことをするのかは知らないという方向けに心理カウンセラーの仕事内容を「カウンセリング」と「心理療法」に分けてご説明します。

1.カウンセリング

カウンセリングとは、「心理の専門家がクライエント(相談者)や患者の話を傾聴したり受容したりしながら、クライエントや患者の心情や状況の理解に努めることによって、主体的に問題の解決を行っていけるようにサポートすること」を指します。※ 相談者の悩みは多岐に渡りますが、カウンセラーが解決方法を提示するというよりは、相談者自身が今どのような状態であるかを認識し、問題に対して解決の糸口を見つける手助けをします。
※引用元:厚生労働省 e-ヘルスネット「カウンセリング / 心理療法(かうんせりんぐ / しんりりょうほう)

2.心理療法

心理療法とは「医学的モデルによる要素が強く、標的となる症状や状態あるいは解決したい問題などに対しての改善や解決を目的として行われる」※技法のことです。認知行動療法や精神分析的心理療法など、クライエントの状態に合わせて効果的な技法を用いることで問題解決に導きます。

※引用元:厚生労働省 e-ヘルスネット「カウンセリング / 心理療法(かうんせりんぐ / しんりりょうほう)

このように、クライエントに効果的な支援を行うためには専門的な知識とそれを有している証明の「資格」を取得した方が良いことが分かっていただけたかと思います。

6.心理・カウンセラー・メンタル系資格を活かせる分野は?

心理・カウンセラー・メンタル系資格取得者が活躍できる職場や仕事をご紹介します。

介護施設や訪問介護

心理・カウンセラー・メンタル系資格は人と親密に関わり、ケアを行う仕事である介護職の方に特におすすめです。介護職の方の中には利用者さんやその家族から介護の相談を受け、助言を求められる機会が多い方もいるのではないでしょうか。心理・カウンセラー・メンタル系を取得することで、利用者さんの悩みの解決や介護をするご家族の精神面のケアができるようになります。また、円滑なコミュニケーション能力やストレスの対処法を身に着けることで人間関係の悩みを解決し、イキイキと仕事ができるようになるでしょう。
普段から人と関わっているからこそ、ご自身のケアも大切です。自分を労り、前向きな気持ちになる方法を学ぶことはこれからの人生で大いに役に立つでしょう。

接客業や営業、オフィスワーク

コミュニケーションスキルの高さが売上に直結する接客業や営業をしている方も資格を取得することで成果を上げることが期待できます。人の心理を学ぶことで顧客の行動から気持ちを推測し、求めているものが理解できるようになるでしょう。研修などを行う立場の方が心理学の知識を活かしたら、ご自身の成果だけでなく従業員や部下のスキルアップにも繋がります。
また、最近は職場におけるメンタルヘルスの重要性が増しています。上司の立場として部下のメンタル疾患を早い段階で発見し、仕事のモチベーションを失わないようケアする方法やご自身のメンタルケアの方法を知ることができます。

医療分野

看護師や看護助手など医療分野で働いている方が心理・カウンセラー・メンタル系資格を取得することで患者さんやそのご家族のメンタルケアが行えるようになります。また、日々頑張ってお仕事をしているご自身のストレス管理や職場の人間関係の改善にも役立ちます。
資格によっては心理カウンセラーとして病院の精神科や心療内科、メンタルクリニックなどで働くことも可能です。医師と連携を取りながら心の病を抱えた患者さんのカウンセリングを行ったり、心理療法を行ったりします。ただし、医療機関で心理カウンセラーとして働くには公認心理士や臨床心理士などの資格が必須の場合が多いため、求人情報をきちんと確認しましょう。

教育分野

保育士や教師など、子どもの教育に関わるお仕事をされている方は子どもや保護者の方の悩みを聴き、適切なアドバイスができるようになります。
また、スクールカウンセラーとして小中学校などの教育機関で働くこともできます。仕事内容は学校内の相談室で生徒の相談に乗り、教師と連携を取ってサポートを行うことです。カウンセリング対象は生徒だけでなく、保護者や教職員も含まれます。医療機関と同じで無資格で採用されることは難しく、臨床心理士や精神科医などが採用されやすい傾向にあります。

独立開業

自分でカウンセリングルームを開くなど、心理カウンセラーとして独立開業する方もいます。ただし、資格取得後にすぐ独立開業することは難しく、ある程度の経験を積んでからの方が良いでしょう。独立開業するには経営やマネジメント能力も身に着ける必要がありますが、資格スクールによっては独立開業のアドバイスを行っていることもあるので積極的に利用しましょう。
現在はオンラインカウンセリングなども主流になってきたため、今後も心理カウンセラーの需要は高まっていくと考えられます。


7.心理カウンセラーや心理学を学ぶのに向いている人は?

心理カウンセラーとして働くには心理学の知識やスキルが身についているかだけでなく、向いているかどうかも大切です。どのような人が心理カウンセラーや心理学を学ぶのに向いているのでしょうか。

人の話を聴くのが好きな人

カウンセリングでは相手の話に耳を傾け、話を引き出す「傾聴力」が求められます。相手の話を聴くのが好きな人や誠実に向き合える人、相手が話せるまで根気強く待てる人などは心理カウンセラーに向いているといえます。また、医師や教育者など様々な人と連携することも多いため、コミュニケーション能力も必要になります。

他者と適切な距離を保てる人

相談者の話に親身になり受け入れることはとても大切ですが、相談者と一定の距離を保つことも必要です。心理カウンセラー自身が相談者に共感しすぎて気持ちの切り替えができない、冷静な判断ができないとなると継続的にサポートすることは難しくなります。プロとして相談者と適切な距離を保てる人は心理カウンセラーに向いているでしょう。

勉強、経験を積むことが好きな人

心理カウンセラーになってからも勉強は必要なので、知識欲があり、経験を積むのが好きな方が向いています。また、相談者から信頼される心理カウンセラーになるために必要なことは、相談者の気持ちに寄り添い、適切な助言をすることです。これまで様々な経験を積んできた方は相談者側の気持ちが分かるため、心理カウンセラーに向いていると言えます。

8.自分に合った心理・カウンセラー・メンタル系資格講座を選ぶには?

心理・カウンセラー・メンタル系資格は種類が多くあるため、どの資格を取れば良いのか分からなくなることもあると思います。ご自分に合った資格を取得するために講座を選ぶポイントを見ていきましょう。

取得目的に合致している

多くの心理・カウンセラー・メンタル系資格がありますが、それぞれ学べる内容が異なるため、ご自身が心理学をどのように活かしたいかが重要です。「心理学の知識を仕事に活かしたい」、「対人関係を良くしたい」、「自分や周りの人のメンタルケアを行いたい」など取得目的をはっきりさせてそれに合った資格を選びましょう。どの資格がどの目的に合うか分からない場合は資料請求をしてそれぞれの資格をじっくり比較検討してください。

学習方法が自分に合っているか

通学講座や通信講座など様々な講座がありますが、学習方法が自分に合っているかも大事です。スクールに通う時間がないのに無理して通学講座を選んでしまった、講座を受講するだけで資格取得できると思ったら苦手な試験を受ける必要があった、など「こんなはずではなかった」がないよう、事前にどのような学習方法なのか確認しましょう。また、資格取得に向けて自分で無理のない学習計画を立てるなどの工夫も必要です。

サポートが充実しているか

通学講座の場合、急な体調不良や仕事の予定が入ってしまった時はどう対応してくれるのか、通信講座で学習していて分からない点が出てきた時に講師に直接質問できるのか、などどのようなサポート制度があるのかを事前に確認しておきましょう。また、スクールや講座によっては、心理カウンセラーとして働きたい方向けに就職先や独立開業の相談に乗ってくれる場合もあります。

以上の点において、ご自身の希望に当てはまるスクールを比較検討し、自分にぴったりな講座を選びましょう。

A.

いいえ、必須ではありません。
心理カウンセラーとして働く際に資格は必須ではありません。しかし、医療機関や教育機関、民間企業などで働く心理カウンセラーの求人には「資格必須」と書かれていることが多いです。資格は心理学の専門知識を有している証明になるため、心理カウンセラーとして働きたい場合は資格は取っておいた方が良いでしょう。

A.

はい、できます。
資格の勉強をする際、現在子育てや家事、仕事などで忙しく、勉強時間を確保できるか心配している方も多いと思います。しかし働きながら、子育てしながら勉強し、資格取得されている方は多くいます。通信講座や通学講座などさまざまな受講形態を選ぶことができるため、ご自身のライフスタイルに合った講座を見つけるとよいでしょう。

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