介護職員初任者研修とは
介護職員初任者研修は、これまで「ホームヘルパー2級」と呼ばれていた資格です。確かな介護知識と技術を身につけることができる「介護サービスの入門的資格」と」言われており、介護資格の中でも特に高い人気を集めています。また、実務者研修や介護福祉士などの資格を取得する際にも介護職員初任者研修の取得がベースとなるため、介護職のエキスパートを目指す方にとっても必要な資格と言えます。
介護職員初任者研修取得後の主なお仕事
介護職員初任者研修の取得者は、介護業界での活躍が見込めます。講座を通して学んだ知識や技術はもちろん、ご利用者様の方への気配りや心遣いも重要です。
●ホームヘルパー(訪問介護員)
ご利用者様が住み慣れた地域で自立した生活を送ることのできる
よう、ご自宅に訪問して生活援助や身体介助などの介護サービスを
提供します。
●施設内介護スタッフ
デイサービスセンターや老人ホームなどで、多くのご利用者様にさま
ざまな介護サービスを提供します。
●看護助手
病院やクリニックなどで、医師や看護師の指示のもとにさまざまな介護サービスを提供します。
受講対象者・受講に必要な資格
受講に必要な資格は特にありません。
義務教育を修了した10代から60代まで幅広い年齢の方が受講されています。
[このような方が受講しています]
・これから介護のお仕事をしたい方
・既に介護事業所や施設などで働いていて、ステップアップをめざす方
・家族介護のための知識や技術を身につけたい方
介護職員初任者研修の流れ
週1回コース[約3〜4ヵ月] | 仕事や家庭と両立しながら、週に1回のスクーリングで
学ぶことができます。 |
【STEP1:講義科目】 |
<自宅学習>
テキストを参照しながら課題に解答します。提出した課題は、講師からのコメント付きで添削されるため、より理解が深まります。
<講義スクーリング>
介護現場での経験豊富な講師のもとに学習。対面式の講義のため、わからない点があればすぐに質問できます。
また、講師の介護現場での実体験を踏まえた講義展開で、実践で生かせる知識・技術が身に付きます。
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【STEP2:実技スクーリング】 |
教室にて、ヘルパー役やご利用者様の役をしながら、実際に体を動かして介護技術を身に付けていきます。
介護する側とされる側の両方を体験することで、単なる介護技術だけでなく、ご利用者様の気持ちに寄り添った心遣いを学ぶことができます。
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【STEP3:修了評価テスト】 |
Step1~2で学んできたことが身に付いているかどうかを、筆記テストによって評価します。
※今までの講義・実技演習で学んだことを確かめるテストなので、難しい内容ではありません。 不合格となった方も合格点になるまでしっかりサポートします。 |
【修了式】 |
すべてのカリキュラムを修了し、すべての日程を履修され、修了評価テストに合格された方に介護職員初任者研修の修了証明書を発行いたします。 |
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※講座を欠席した場合
3日欠席分まで補講を受けられます。補講料は無料です。
※修了評価に合格できなかった場合
補習後に、再修了評価テストを2回まで受けられます。補習、再修了評価テストに係る費用は無料です。