介護福祉士とは?受験資格や試験、取り方をご紹介
介護福祉士受験対策講座

介護福祉士とは?受験資格や試験、取り方をご紹介

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介護福祉士は、数ある介護資格の中で唯一の国家資格です。介護福祉士になるためには国家試験に合格する必要があり、その受験要件は「実務経験3年以上+実務者研修を修了していること」です。※また介護福祉士は、国家試験に合格した者のみが介護福祉士と名乗れる、名称独占資格と呼ばれる資格の一種です。仮に、介護福祉士を持っていない人が介護福祉士を名乗ったり、紛らわしい名称を名乗ったりしたら罰則を受けることになるほど、特別な資格なのです。

介護福祉士の業務は一般的な介護業務だけでなく、家族介護をする方や現場で働く介護職員に対して指導やアドバイスをすることも含まれます。介護のエキスパートとして職場でリーダーなどの重要な役割を担うことも多いでしょう。

介護福祉士の資格取得には高度な知識や技術が必要とされますが、一度取得すればどこへ行っても通用する資格です。

※実務経験ルートで取得する場合

  1. 詳しく知りたい!介護福祉士を取得するメリット
  2. 就職・転職で有利になる!
  3. 給与・待遇がアップする!
  4. 仕事の幅が広がる!
  5. ケアマネジャーの受験資格になる!
  6. 介護福祉士になるには?気になる受験資格をご紹介!
  7. ①養成施設ルート
  8. ②福祉系高校ルート
  9. ③実務経験ルート
  10. 介護福祉士国家試験はどんな試験?
  11. 介護福祉士国家試験の試験日程
  12. 【第35回(令和4年度)介護福祉士国家試験スケジュール】
  13. 介護福祉士国家試験の出題範囲は?
  14. 介護福祉士国家試験の合格基準は?
  15. 筆記試験
  16. 実技試験
  17. 介護福祉士国家試験の合格率は?
  18. 介護福祉士国家試験の一発合格を目指すなら「介護福祉士受験対策講座」がおすすめ!
  19. 介護福祉士の仕事内容は?
  20. 身体介護
  21. 生活援助
  22. 相談・助言
  23. 社会活動支援
  24. チームマネジメント
  25. 介護福祉士が活躍できる職場は?
  26. 訪問介護
  27. 特別養護老人ホーム
  28. グループホーム
  29. 病院
  30. 介護福祉士の給料はどれくらい?
  31. 【常勤職員の保有資格別平均月収】
  32. 【非常勤職員(パート・アルバイトなど)の保有資格別平均月収】
  33. 介護福祉士から更にステップアップするには?
  34. 認定介護福祉士を目指す
  35. ケアマネジャーを目指す
  36. なぜ介護福祉士受験対策講座がおすすめ?
  37. どんなコースがあるの?
  38. 現在無資格の方はまずは初任者研修、実務者研修を取ろう!
  39. 自分に合った介護福祉士受験対策講座のスクールを選ぶには?
  40. 自分の目的に合致している
  41. 費用が安い
  42. 通いやすい距離にある
  43. よくある質問

詳しく知りたい!介護福祉士を取得するメリット

就職・転職で有利になる!

介護福祉士は数ある介護資格の中で唯一の国家資格です。介護福祉士資格を取得することで充分な介護の知識と技術が身についていると見なされるため、就職や転職で有利に働きます。また、正職員や高収入の求人には介護福祉士資格が必須の場合もあります。

給与・待遇がアップする!

介護福祉士になると資格手当が付いたり、現場のリーダーを任されたりするため、給与面等の待遇が良くなるケースが多くあります。勤続年数や年齢、事業所によって様々ですが、介護福祉士の平均月収は無資格者に比べて約5万3千円高く、年収では約64万円の差があります。介護業界で長く働きたい方や待遇を良くしたい方は介護福祉士を目指すことをおすすめします。

保有資格平均月収
介護福祉士329,250円 ★
実務者研修303,230円
初任者研修301,210円
保有資格なし275,920円

引用元:厚生労働省「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」

仕事の幅が広がる!

介護福祉士の仕事内容は身体介護や生活援助業務を行うだけではなく、介護のエキスパートとして利用者や利用者の家族に対して指導やアドバイスも行います。また、介護現場での経験を積んだ介護福祉士はチームリーダーとして同じチームメンバーのマネジメントを行う場合もあります。仕事の幅が広がることでキャリアアップもしやすくなり、仕事において影響を及ぼせる範囲も広がります。将来的によりやりがいをもって働くことができるでしょう。

ケアマネジャーの受験資格になる!

ケアマネジャー (介護支援専門員) とは、介護を必要とする方にとって最適なケアプランを作成し、自治体や業者との調整を行う職種です。ケアマネジャーになるために必要な介護支援専門員実務研修受講試験の受験要件は「介護福祉士など該当の国家資格等に基づく業務を通算して5年以上かつ900日以上従事した者」もしくは「生活相談員・支援相談員・相談支援員・主任相談支援の業務を通算して5年以上かつ900日以上従事した者」です。将来的にケアマネジャーにステップアップしたい方は、介護福祉士の資格取得を視野に入れると良いでしょう。


介護福祉士になるには?気になる受験資格をご紹介!

介護福祉士になるには介護福祉士国家試験に合格する必要があります。介護福祉士国家試験の受験要件(介護福祉士資格取得ルート)は「養成施設ルート」「福祉系高校ルート」「実務経験ルート」と大きく分けて3つあります。
ここでは、それぞれの資格取得ルートについて説明します。

介護福祉士資格取得ルート

※[介護福祉士国家試験]受験資格:福祉系大学等:公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの「受験資格(資格取得ルート図)」を元に、シカトルが手を加え作成しました。

①養成施設ルート

養成施設ルートとは、『指定の介護福祉士養成施設を卒業し、介護福祉士国家試験を受験して介護福祉士を目指す』ルートです。「指定の介護福祉士養成施設」とは厚生労働大臣指定の学校(四年制大学、短期大学、専門学校など)のことです。
2017年1月の介護福祉士国家試験までは養成施設を卒業すれば介護福祉士になれましたが、法改正により養成施設ルートの場合でも介護福祉士国家試験を受験する必要があります。

②福祉系高校ルート

福祉系高校ルートとは、『福祉系高校、または福祉系特例高等学校を卒業し、介護福祉士国家試験を受験して介護福祉士を目指す』ルートです。
2009年度以前の入学者は卒業後に筆記試験、実技試験で合格すれば資格取得が可能でしたが、法改正により2009年度以降の入学者は介護福祉士国家試験を受験する必要があります。

③実務経験ルート

実務経験ルートとは、『介護施設などで介護業務に従事している人が介護福祉士国家試験を受験して介護福祉士を目指す』ルートです。
実務経験ルートで介護福祉士取得を目指す場合、介護福祉士国家試験の受験要件は「実務経験の対象となる施設で従業期間3年(1,095日)以上、かつ従事日数540日以上+介護福祉士実務者研修を修了している」ことです。実務経験の条件として雇用形態は関係ありませんが、定められた従業期間※1と従事日数※2がそれぞれ必要になるため注意が必要です。

※1.従業期間とは、実務経験の対象となる施設及び職種での在職期間のこと。
※2.従事日数とは、雇用契約にもとづき実際に業務をした日数のこと。

これから介護業界で働きたいと考えている方が介護福祉士を目指す場合はこの実務経験ルートで目指すことになります。まだ実務者研修を取得していない方は早めに実務者研修を修了しておくと良いでしょう。

介護福祉士実務者研修について詳しく知りたい方はこちら

介護福祉士国家試験はどんな試験?

どんな資格取得ルートであっても、国家試験に受かることが共通する必須条件です。では、肝心の介護福祉士の国家試験はどのような問題が出されるのでしょうか。ここでは、介護福祉士国家試験の実施時期や出題内容、難易度(合格者数)などについて説明します。

介護福祉士国家試験の試験日程

介護福祉士国家試験は年に一回実施されます。試験内容は筆記試験と実技試験があり、筆記試験は1月、実技試験は3月に行われます。しかし、実務経験ルートで受験する場合は実技試験はありません。2017年1月より介護福祉士国家試験の受験要件に介護福祉士実務者研修の修了が必須になったことで、実技試験に合格していると見なされるからです。

【第35回(令和4年度)介護福祉士国家試験スケジュール】

①受験申込書の提出期間
令和4年8月10日(水曜日)から9月9日(金曜日)まで(消印有効)
②筆記試験
令和5年1月29日(日曜日)
③実技試験(実務経験ルートの場合はなし)
令和5年3月5日(日曜日)
④合格発表 
令和5年3月24日(金曜日)

介護福祉士国家試験の出題範囲は?

介護福祉士国家試験の筆記試験はマークシート方式で、配点は1問1点の125点満点です。
出題範囲は以下の通りです。

・人間の尊厳と自立
・人間関係とコミュニケーション
・社会の理解
・こころとからだのしくみ
・発達と老化の理解
・認知症の理解
・障害の理解
・医療的ケア
・介護の基本
・コミュニケーション技術
・生活支援技術
・介護過程
・総合問題

介護福祉士国家試験の合格基準は?

介護福祉士国家試験の筆記試験、実技試験のそれぞれの合格基準は以下の通りです。

筆記試験

1.問題の総得点の60%程度が基準。(問題の難易度によっては補正あり)
2.1を満たし、かつ試験科目すべてにおいて得点があること。

実技試験

総得点100点に対し、得点53.33点以上`

つまり、介護福祉士国家試験に合格するには「筆記試験で問題の総得点の60%が取れており、かつ0点の試験科目がないこと」、「実技試験で得点53.33点以上を取ること」が条件だと言えます。筆記試験、実技試験ともにその年の問題の難易度によって点数の補正があるようです。

介護福祉士国家試験の合格率は?

介護福祉士国家試験の合格基準について説明しましたが、実際に毎年どれくらいの受験者が合格しているのでしょうか。
第34回(令和3年度)介護福祉士国家試験は受験者数83,082人に対し合格者数は60,099人で、合格率は72.3%でした。※1ここ数年の合格率は70%前後で推移※2しているため、国家試験の中でも合格率は高いといえます。勉強が苦手な方や働きながら受験したいと考えている方でも充分合格を狙うことができるでしょう。

※1.参照元:厚生労働省「第34回介護福祉士国家試験合格発表

※2.参照元:厚生労働省「介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移

介護福祉士国家試験の一発合格を目指すなら「介護福祉士受験対策講座」がおすすめ!

介護福祉士国家試験は国家試験の中では合格率が高いとはいえ、しっかり対策をしないと落ちる可能性があるため注意が必要です。また、試験は年に一度しか実施されません。もしその年の試験に落ちてしまうと再受験は来年になってしまい、2倍の時間と受験料がかかってしまいます。介護福祉士国家試験に一発で合格したい方は各スクールで行っている「介護福祉士受験対策講座」を受講することをおすすめします。

介護福祉士受験対策講座について詳しく知りたい方はこちら


介護福祉士の仕事内容は?

介護福祉士国家試験に合格し資格登録をすると、晴れて介護福祉士として働くことができます。介護福祉士の仕事内容は身体介護や生活援助だけでなく、要介護者やその家族からの相談に対してアドバイスを行うことや介護者の社会活動支援、介護職の中でのチームリーダーとしてマネジメントを行うことなどが挙げられます。
ここでは、介護福祉士の具体的な仕事内容について説明します。

身体介護

身体介護とは、利用者の身体に直接触れて行う介助のことです。食事や入浴、排泄の介助、体位変換、移乗・移動介助などが含まれます。介護福祉士の場合、上記に加えて痰の吸引や経管栄養などの医療的ケアも行えます。身体介護を行う際は介護士がすべてやってあげるのではなく、利用者の方の自立を支援する目的で生活をサポートする、という意識が重要です。

生活援助

生活援助とは、利用者の身体に触れないで行う身の回りの世話のことです。身体介護以外の掃除や洗濯、調理、買い物などを指します。基本的に生活援助は利用者本人に対して行われるため、利用者以外の家族の部屋の掃除やペットの世話などは援助の範囲には含まれません。

相談・助言

介護福祉士の仕事には利用者やその家族から介護の相談を受け、助言することも含まれます。介護のエキスパートとして在宅介護の相談を受けたり、介護用品を選定したりします。

社会活動支援

利用者が介護が必要になったことをきっかけに地域のコミュニティなどから孤立してしまわないよう、地域イベントに参加するなどの社会活動支援を行うことも介護福祉士の仕事の一つです。

チームマネジメント

介護福祉士は介護現場でのリーダーとしての役割も求められます。経験を積んだ介護福祉士はチームリーダーとしてチームのマネジメントに携わる場面も増えるでしょう。チームリーダーとして介護スタッフのケアや指導、他職種との連携なども仕事内容に含まれます。

介護福祉士が活躍できる職場は?

介護福祉士になると介護現場で様々なニーズがあります。介護福祉士が活躍できる勤務先をご紹介します。

訪問介護

訪問介護とは、訪問介護員(ホームヘルパー)が高齢者や障がい者の方の自宅を訪問し、介護や日常生活のお世話をする仕事です。
訪問介護事業所には常勤の「サービス提供責任者」を必ず配置しなければいけません。実務者研修修了者、介護福祉士は現場に即したマネジメントを行うサービス提供責任者として活躍できます。仕事内容はケアマネジャーが作成するケアプランをもとに、具体的にどのような訪問介護サービスを行うのか計画を立てたり、介護サービスに関わる担当者と連携して利用者のニーズにこたえたりすることです。また、ヘルパーに対して具体的な介護サービスの指示を行うなど、事業所のまとめ役としても活躍します。

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームとは、身体上、または精神上著しい障がいがあり、介護の必要がある「要介護」の判定が出た人が利用可能な老人福祉施設です。略して「特養」とも呼ばれています。仕事内容は、施設に入所やショートステイなどで宿泊をしている高齢者の身の回りの世話や、入浴など身体の介護です。また、介護福祉士の資格を取得しているとスタッフに指示を出したり、職員をまとめたりとチームリーダーとしての役割を担うことも多いようです。認知症をはじめ、さまざまな病気を持った高齢者が入所しているため、「医療的ケア」ができる介護福祉士の活躍が期待できます。

グループホーム

グループホームは、認知症の方がスタッフの援助を受けながら少人数で共同生活をするための施設です。仕事内容は、入浴介助や食事介助、レクリエーション的な活動(料理や野菜づくり)などです。勤務には夜勤もあります特養と同様、介護福祉士の資格を取得しているとスタッフに指示を出したり、職員をまとめたりとチームリーダーとしての役割を担うことも多いようです。グループホームで働かれる方は、規模が小さいため利用者と向き合い、細かいケアが出来るところに魅力を感じる方が多いようです。

病院

介護福祉士の働く先には介護施設や介護事業所ばかりでなく、医療施設もあります。
病院では、看護助手として患者の食事介助や入浴介助、おむつ交換を行ったりするなど、介護の分野での役割を担っています。また、病院では医師や看護師と連携して医療的ケアを行うことが多く、介護福祉士は重宝されます。

介護福祉士の給料はどれくらい?

様々な場所でニーズがあり、取得することで待遇アップが狙える介護福祉士ですが、実際にお給料はどれくらいもらえるのでしょうか。
以下は保有資格別(介護福祉士、実務者研修、初任者研修、保有資格なし)の常勤職員、非常勤職員(パート・アルバイトなど)の平均月収の一覧表です。

【常勤職員の保有資格別平均月収】

保有資格平均月収
介護福祉士329,250円
実務者研修303,230円
初任者研修301,210円
保有資格なし275,920円
[引用元:厚生労働省「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」](https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/20/dl/r02gaiyou.pdf)

【非常勤職員(パート・アルバイトなど)の保有資格別平均月収】

保有資格平均月収
介護福祉士134,210
実務者研修133,040円
初任者研修113,610円
保有資格なし111,710円
[引用元:厚生労働省「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」](https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/20/dl/r02kekka.pdf#page=192)

勤続年数や年齢、事業所によって様々ですが、常勤職員の場合、介護福祉士の平均月収は無資格者に比べて約5万3千円高く、年収では約64万円の差があります。非常勤職員の場合、介護福祉士の平均月収は無資格者に比べて約2万2千円高く、年収では約27万円の差があります。
介護業界で長く働きたい方や待遇を良くしたい方は雇用形態に関係なく、介護福祉士を目指すと良いでしょう。


介護福祉士から更にステップアップするには?

介護福祉士資格を取得することで仕事の幅が広がり、給与や待遇がアップすることが分かりました。それでは、介護福祉士から更にステップアップするにはどのような資格を取得し、どのような経歴を積んでいけば良いのでしょうか。
ここでは、厚生労働省が示す介護職のステップアップモデルを参考に介護福祉士から先のキャリアについて詳しく説明します。
介護福祉士のキャリアアップ図

認定介護福祉士を目指す

認定介護福祉士は介護福祉士の上位資格で、2015年12月に「一般社団法人 認定介護福祉士認証・認定機構」の認証・認定でできた民間資格です。認定介護福祉士は、介護福祉士のリーダー的存在として質の高い介護実践、介護職の指導・教育、医療職等との連携強化など、幅広い役割を担います。認定介護福祉士になるためには指定の養成研修を修了する必要があり、研修参加の条件は以下になります。

認定介護福祉士養成研修参加の条件
・介護福祉士資格を持っていること
・介護福祉士としての実務経験を5年以上積んでいること

他職種との連携やサービスマネジメント、人材育成などに興味がある方は、認定介護福祉士取得を視野に入れたキャリアプランを考えると良いでしょう。

ケアマネジャーを目指す

ケアマネジャー (介護支援専門員) とは、介護を必要とする方にとって最適なケアプランを作成し、自治体や業者との調整を行う職種です。ケアマネジャーになるためには介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、実務研修 (15日間の講習+3日間の実務) を受ける必要があります。介護支援専門員実務研修受講試験の受験要件は以下です。

介護支援専門員実務研修受講試験の受験要件
・介護福祉士など該当の国家資格等に基づく業務を通算して5年以上かつ900日以上従事した者
もしくは
・生活相談員・支援相談員・相談支援員・主任相談支援の業務を通算して5年以上かつ900日以上従事した者

将来的に介護保険制度や介護サービス、医療などの専門知識を身に着けたい方はケアマネジャーの取得を目指すと良いでしょう。更に、ケアマネジャーの上位資格には「認定ケアマネジャー」、「主任ケアマネジャー」があります。

なぜ介護福祉士受験対策講座がおすすめ?

介護福祉士のなり方や給料、活躍できる職場、キャリアアップについて詳しく説明しました。介護福祉士資格を取得すると待遇がアップしたり、就職・転職がしやすくなったりします。長く介護業界で働きたい方や待遇を良くしたいと考えている方は介護福祉士を目指すことをおすすめします。
しかし、前述しましたが介護福祉士国家試験は年に一度の開催のため、その年の試験に落ちてしまうと再受験は来年になってしまいます。一発で試験に合格したいと考えている方は、各スクールが開講している「介護福祉士受験対策講座」の受講がおすすめです。

おすすめポイント
・多数の合格者を輩出してきた資格スクールならではの「試験合格のノウハウ」があります。
・最新の出題傾向を基に効率よく勉強できます。
・本番の試験科目に沿ったカリキュラムになっています。
・分からないところは講師にすぐ質問できます。

こんな方におすすめ
・介護福祉士国家試験に一発合格したい!
・何をどう勉強すれば良いか分からない
・仕事が忙しいので効率よく勉強したい
・試験前に模擬テストで実力を試したい!※
※模擬テストの有無はスクールや受講コースによって異なります。

どんなコースがあるの?

介護福祉士受験対策講座にはどのようなコースが用意されているのでしょうか。スクールによって異なりますが、主なコースとそれぞれの受講費用の目安について紹介します。

通信コース:受講費用目安2万円~
通信コースはスクールに通うのが難しい方や自分のペースで学習したい方におすすめです。ご自身の学習の弱点把握をサポートしてもらえて、効率的に勉強できます。シカトルではスマホやタブレットからでも学習できるWeb学習コース(eラーニング)のあるスクールも掲載しています。

通学コース:受講費用目安3万円~
通学コースは勉強のスケジュールを立てるのが苦手な方や講師に直接質問したい方にぴったりのコースです。通学コースの場合は試験科目を短期集中でおさらいすることもできるため、かなり前に実務者研修を取ったけど内容を忘れてしまった・・・という方にもおすすめです。

模擬試験対策コース:受講費用目安1万円~
模擬試験対策コースは、本番さながらの統一模試が受けられるコースです。いきなり試験を受けるのが不安な方や試験の雰囲気に慣れておきたい方におすすめです。模擬試験後には講師による丁寧な解説があるため、ご自身の得意・不得意を知るのにも良い機会でしょう。

実務者研修セットコース:受講費用目安13万円~15万円
介護福祉士を目指しているけどまだ実務者研修を取得していない方向けに「実務者研修セットコース」もあります。介護福祉士の受験に必要な実務者研修の修了と介護福祉士の筆記試験の対策ができます。


現在無資格の方はまずは初任者研修、実務者研修を取ろう!

「今は無資格だけど将来的に介護福祉士を目指そう」と思っている方は、まずは介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修を取得しましょう。

実務経験ルートで介護福祉士になるには実務経験3年以上に加え、実務者研修修了が必須です。介護福祉士受験対策講座を開講しているスクールによっては、実務者研修を取得していない方向けに「実務者研修セットコース」を用意している場合があります。実務者研修修了後すぐに介護福祉士国家試験の受験対策をすることができるため、実務者研修で学習した内容をもとに効率よく勉強ができます。

実務者研修自体には受験資格はありませんが、カリキュラム数が多いのと、受講生のほとんどが介護経験者であるという前提で講義が進むため、介護未経験の方にとっては少し難易度が高い場合があります。そのため、「基礎から学びたい!」のであれば、まずは初任者研修の受講がおすすめです。初任者研修は介護の入門的資格で実務者研修よりも受講費用が安く、比較的短期間で取得できます。また、初任者研修修了者は実務者研修のカリキュラムが一部免除され、その分受講費用も安くなるというメリットもあります。

現在無資格で介護未経験の方は初任者研修、介護の実務経験があり早く介護福祉士を取得したい方は実務者研修を受講すると良いでしょう。

介護職員初任者研修の受講費用や期間、取得メリットについて詳しく知りたい方はこちら
介護福祉士実務者研修の受講費用や期間、取得メリットについて詳しく知りたい方はこちら

自分に合った介護福祉士受験対策講座のスクールを選ぶには?

自分の目的に合致している

介護福祉士受験対策講座には様々なコースが用意されているため、自分の目的に合致するコースを選ぶことが重要です。例えば、仕事や家事育児のスキマ時間に勉強したい方は通信コース、講師から直接学びたい、短期集中で勉強したい方は通学コース、試験内容や試験の雰囲気に慣れておきたい方は模擬試験対策コースの受講がおすすめです。どのコースを選んだら良いか迷った時はスクールに相談しましょう。

費用が安い

正規の受講料の比較だけではなく、時期によって各スクールが行っている割引キャンペーンや修了生割引の有無なども含めてスクールや受講コースを選ぶことが重要です。しかし、費用が安いだけではなくサポート体制がしっかりしているかなど総合的に判断するようにしましょう。
無料で振替授業が受けられる
急な体調不良や仕事の予定が入ってしまったなど、どうしても授業を休まなくてはいけないことがあるかもしれません。振替授業を受けられるスクールは多いですが、その制度の内容には違いがあるため、事前に確認しておきましょう。

通いやすい距離にある

通学講座で受講する場合、スクール選びの際には家や職場から近いスクールであることが重要です。自宅や仕事場から一定期間、無理なく通い続けられるかどうかも選択の基準に取り入れましょう。
平日や土日など多彩なスケジュールからコースを選択できる
働きながらや子育てをしながら資格取得を目指す場合、土日コースや平日夜間のコースを開講しているかを確認しておくことが必要です。現在休職中の方で平日をフルに使える場合は、短期間で受験対策ができるコースを選ぶのもよいでしょう。

以上の点において、ご自身の希望に当てはまるスクールを比較検討し、自分にぴったりなスクールを選びましょう。


A.

いいえ、なれません

介護福祉士になるには介護福祉士国家試験に合格する必要がありますが、その受験要件は「実務経験3年以上+実務者研修を修了していること」です。現在無資格で介護未経験の方は、まずは介護の入門的資格である初任者研修や実務者研修を受講し、介護施設などで実務経験を積みましょう。

A.

いいえ、実務者研修に加えて「実務経験3年以上(1,095日)以上、かつ従事日数540日以上」も必要です

介護福祉士になるには介護福祉士国家試験に合格する必要がありますが、その受験要件は「実務経験3年以上+実務者研修を修了していること」です。そのため、実務者研修の修了のみでは介護福祉士にはなれません。

A.

介護士(ヘルパー)は職業の名称、介護福祉士は介護福祉士国家試験に合格した方のみが名乗れる名称です

介護士(ヘルパー)という名称は、一般的に介護の仕事に就く介護従事者全般のことや訪問介護サービスなどで働くホームヘルパーのことを指します。一方、介護福祉士は介護福祉士国家試験に合格した方のみが名乗れる名称です。介護福祉士は名称独占資格のため、国家試験に合格していない方が介護福祉士を名乗ることはできません。

A.

いいえ、更新は必要ありません

介護福祉士資格は一度取得すれば更新の必要はなく、一生有効です。しかし、登録内容に変更がある場合は更新の手続きが必要になります。

A.

はい、就職や転職で有利になることが多いようです

介護福祉士は国家資格であり、介護のステップアップモデルの中でも上位の資格です。介護福祉士は介護のエキスパートとみなされるため、採用では無資格の方に比べて大変有利になるでしょう。しかし、就職や転職では資格だけではなく実務経験も重要視されるため、介護の実務経験を積みながら仕事の幅を広げると良いでしょう。

A.

はい、できます

介護福祉士国家試験を受験する際、現在子育てや家事、仕事などで忙しく、勉強時間を確保できるか心配している方も多いと思います。しかし働きながら、子育てしながら勉強し、試験を受験されている方は多くいます。より効率よく勉強するためにも各スクールが開講している介護福祉士受験対策講座の受講がおすすめです。通信講座や通学講座、夜間開講や土日開講など、さまざまな受講形態を選ぶことができるため、ご自身のライフスタイルに合った講座を見つけるとよいでしょう。

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