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実務者研修の通信

実務者研修は、介護職員初任者研修(旧 ホームヘルパー2級)と同様に、自宅学習の「通信講座」とスクーリングによる「通学講習」の併用が一般的となっております。 通信課程ではレポートの提出課題があり、スクーリング時の指定日に課題を提出しなければならない学校が多いようです。

今までは国家試験である「介護福祉士」の受験資格は、『実務経験3年間』のみでしたが、平成28年度から『実務経験3年間』に加えて『実務者研修』を修了することが必須となりました。
そのため実務者研修を受ける方の多くが、実際に介護の現場で働いています。スキルアップ・ステップアップのために働きながら受講を希望する方がほとんどですので、通信講座と併用し、 働きながら資格取得を目指せることが特徴です。この実務者研修は、以前"600時間"の講習とも言われていましたが、 現場で活躍される介護職員の方でも受講しやすいよう"450時間"の講習で「介護福祉士」が受験できるようになりました。
つまり、働きながらでも受講しやすい環境が整っているといえます。

また、介護職員初任者研修(旧 ホームヘルパー2級)などの資格を所有している人は、スクーリング時間や通信添削回数(レポート提出回数)などの免除もあります。

具体的な受講時間や課題提出回数、スクーリング時間は下記の通りです。

○無資格者:450時間 
通信添削:約7~9回、スクーリング:約10~14回
○介護職員初任者研修(旧 ホームヘルパー2級)修了者:320時間
 通信添削:約5~7回、スクーリング:約8~10回
○ホームヘルパー1級修了者:95時間
通信添削:約2~1回、スクーリング:約8~10回
○介護職員基礎研修修了者:50時間
通信添削:約1回、スクーリング:約2~3回

上記はあくまでもおおよその目安ですが、介護職員基礎研修修了者は1ヶ月、無資格者でも6ヶ月で実務者研修の資格取得が見込めます。
ただし、保有資格により受講総時間は異なりますが、資格取得までには6ヶ月在籍が必要なスクールもあるため、資格取得までに6ヶ月かかる場合がございますのでご注意ください。

もちろん保有資格によって受講料も変わってきます。また、受講費用の支援制度などを準備しており受講の負担をさらに軽減できる学校もございます。
スクーリングでは、たん吸引等の医療的ケアの授業が導入され、介護福祉士取得後に県で行う「喀痰吸引等研修」を受講する必要がなくなります。 また実地研修を修了することにより、一定の条件下で、現場でのたん吸引等の処置が行えるようになります。

実務者研修を受講するにあたり、国家試験である「介護福祉士」受験に向けた復習、準備ができるだけでなく、平成27年までに「介護福祉士」を受験される方は、 受験時に実技試験が免除されることも大きなメリットです。(平成28年度以降は介護福祉士受験に実務者研修は必須となります)

また、実務者研修を修了することで「サービス提供責任者」になることができます。
平成24年に介護保険の算定が改定され、改定後は「サービス提供責任者」の要件が厳しくなりました。
"ホームヘルパー2級のサービス提供責任者は平成25年4月より10%の減算対象となったのです。しかし、実務者研修を修了することで対象外となります。
サービス提供責任者の要件が厳しくなる中、介護事業所は実務者研修修了者を必要としているのです。 つまり、実務者研修修了によって「サービス提供責任者」になるということは、医療的ケアなどのよりレベルアップした訪問介護サービスを提供することができるだけでなく、 やりがいや、立場、お給料などもアップする可能性が高くなります。現場で求められている「サービス提供責任者」は、介護業界での求人数も多く、 今最も必要とされている主要な資格の一つとなっています。