保育士

保育士の資格ガイド

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保育士は、保育所などの児童福祉施設において乳幼児や児童を預かり、養護や教育を行う人のことです。

保育士は国家資格です。資格を持たない人が保育士を名乗ることは法令で禁止されており、保育所には必ず保育士資格保持者を置かなくてはいけません。 ですが、業務独占資格ではないため、保育所で保育業務を行う人全てが保育士資格を有しているとは限りません。

以前は「保母」という名称が正式な資格名でしたが、男性の保母さん、いわゆる保父さんが増え、保母の名称に抵抗や不満の声が多く聞かれるようになりました。 そのため名称の見直しが検討され、1999年に男女雇用機会均等法の大幅な改正が行われた際、児童福祉法も改正され、「保育士」が正式な資格名称に改称されています。

保育士の仕事はどのような仕事ですか?

保育士の仕事は、ただ子供をあずかることではありません。保育所における保育士の業務は、養護と教育ですから、その内容は多岐に亘ります。

子供のお世話

子供の言動などから、心身の健康状態に常に気を配る必要があります。子供の気持ちを理解しようと努め、求めるものを満たそうとする姿勢が大切です。

子供に基本的な生活習慣を身につけさせる

幼児期に身につけてさせておくことが重要な生活習慣を教えます。排泄・食事・挨拶・衣類の着脱や片付けなど、就学する前に身につけておきたい内容です。

子供の社会性を育てる

子供たちが家族以外の初めての属する集団ですから、集団生活を通じて社会性を養わせることも大切です。子供同士で遊んだり、地域のイベントに参加したりする中で、社会性を育てていきます。

遊びながら心身の発達を促す

子供たちが心身ともに健全に成長していくような遊びを教え、段階的な発達を促進する。

保護者へ子育てのアドバイスやサポートを行う

保護者との連絡を密にとることも大切な仕事です。1日の報告を連絡帳を通じて行ったり、保護者からの質問や相談へのアドバイスを行ったりします。

地域社会との連携

保育所の庭を解放したり、保育見学会や体験保育などを行ったり、地域社会と連携の取れた保育業務・イベントを行います。
このほかにも、行事の計画・準備や、施設を安全で清潔に保つための点検や清掃、利用する教材の選別・作成など重要な仕事はたくさんあります。

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